マコーズベーグルは日本でベーグルの名前が知られ始めたころから続く、老舗ベーグルメーカーです。
香川県で100年続いた菓子問屋が廃業し、その跡地にベーグル工場が建てられてから、厳選した材料と、綺麗な水、アメリカから取り寄せた機械を使ってシンプルなベーグルを作り続けています。
ベーグル専門店 マコーズベーグルとは?
マコーズベーグルの現社長が、100年続いた菓子卸を廃業してベーグルの工場を建てたときにマコーズベーグルの歴史が始まりました。その直後に親会社が倒産し、やむなく自社稼働となるのですが、その時に知り合ったベーグル職人が凄かったのです。
「8時間かけて作った4000個のベーグルが気に入らなくて、全部やり直したこともあります」
この熱意から生まれたベーグルは既に300種類を超えていますが、そのすべてを売るのではなく、厳選された本当においしいと思えるベーグルだけを、いまでも実直に作り続けています。
マコーズベーグルカフェとして、一時代を築く
マコーズベーグルは今でこそ卸売り専門会社ですが、以前は【マコーズベーグルカフェ】として、ベーカリーを併設したカフェを東京、静岡、大阪などで営業していました。
しかし、時代はまさに平成大不況。マコーズベーグルカフェも残念ながら2003年に全店閉店しています。
マコーズベーグルカフェは無くなりましたが、ベーグルの黎明期にマコーズベーグルカフェが残した功績は大きく、いまでもマコーズの味を懐かしむ声が聞かれます。
マコーズベーグルカフェ自由が丘のその後
マコーズベーグルカフェは閉店しましたが、基幹店であった自由が丘店(東京 世田谷)は、今でも名前を変えて存続しています。
2003年にマコーズベーグルカフェから運営を引き継いだ「ジュノエスク・ベーグルカフェ」がオープンし、その後2019年に「JUNO」と名称変更して今でも営業をしているのです。
JUNOのベーグル製法は、マコーズベーグルの流れを汲んでいるようで、味や食感が似ているという声も聞かれます。
マコーズベーグルは東京でも買える!
卸売り専門のマコーズベーグルを店頭で販売している店があります。OEMも扱っているので、全てを把握することは難しいのですが、東京で1店だけ店頭購入ができる店があるのでご紹介します。
吉祥寺にある、紅茶専門店プリュスカフェです。
通常はプレーンベーグルと、オニオン&ペッパーベーグルの2種類のみが販売されていますが、定期的に行われる販売会では4種類のベーグルが買えます。
個別販売だけでなく、マコーズベーグルを使ったベーグルサンドも食べられますので、吉祥寺に行く機会があれば立ち寄ってみては如何でしょう?
マコーズベーグルの特徴
マコーズベーグルの特徴は何と言っても、そのおしゃれな刻印です。
種類を問わず、MACOU’Sの刻印が押されています。
このベーグルを使えば、見栄えがするオシャレなベーグルサンドが簡単に作れます。
切ってみると、真ん中の穴があまり大きくないことが分かります。生地のふくらみが良いのでしょう。
サンドにするには、この方が具材が載せやすく助かります。
また、生地の量も相まって、満足感の高いサンドが作れそうです。
マコーズベーグルはオーソドックスでやさしい味
マコーズベーグルの試食のため、ベーグルの味が分かり易いBLTにしてみました。
MACOU’Sの印字があるだけで、ぐっと見栄えがします。これならインスタ映えもしますね。
マコーズベーグルは自ら「セミハード」ベーグルとして販売しています。その名の通り、ベーグルの食感は少し軟らかめでした。
味は老舗だけあって、小麦粉の味がしっかりとした、オーソドックスだけど飽きの来ない味です。
この味なら、自分の好きな食材を何でも挟めるので、バリエーションは無限大です。
マコーズベーグルのお取り寄せ
マコーズベーグルは年間を通じてお取り寄せが出来ます。
常時あるベーグルの種類は、プレーンベーグル、五穀ベーグル、北海道産栗かぼちゃベーグル、オニオン&ペッパーベーグルの4種類ですが、これに季節ごとに変わるスペシャルベーグルが選べます。
ベーグルを焼いたその日に冷凍して発送してくれますよ。
そして、焼き立てを冷凍することで、賞味期限360日(冷凍保存)を実現!
これなら大量に買っても無駄にすることはありませんね。
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