今回お邪魔したのは、下高井戸にあるulalaka(うららか)。
お客さんと店主が「こんにちは」とあいさつを交わす、とても居心地のいいお店でした。
ベーグルカフェulalakaは京王線の下高井戸駅
ulalakaは京王新宿駅から6駅、下高井戸駅から歩いて2分の所にあります。
下高井戸の駅前は、小路が多く歩いて回れる街です。お店もこじんまりとした、趣のあるお店が多くありますが、その中でもulalakaはひときわひっそりと建っていて、気を付けていないと、見過ごしてしまいます。
晴れた日に外から見ると、店の電気が消えているのかと思うほど控えめです。
でもメニューボードが出ていたら、大丈夫、開いてます。
気後れせず、入ってみて下さい。
ulalakaはベーグル&オーガニックのお店
ulalakaの店内は、アンティークの家具で統一されています。
懐かしくなるような机とイスの席が10席ありました。
ulalakaでは、持ち帰り用のベーグルも売っています。
店主のご実家で採れた、無農薬野菜を買う事も出来ますよ。
持ち帰り用ベーグルの種類は、その日によって変わります。
ulalakaのベーグルサンド キーワードは無農薬
ulalakaのベーグルサンドは、「ベーグルサンドとスープのセット」として売られていて、ベーグルサンドもスープも、1日1種類のみです。だいたい1週間で種類を、変えるとのこと。
店外のメニューボードにあるように、お一人での経営なので、何種類ものベーグルサンドを用意するのが難しいのだそうです。
その日に食べられるベーグルサンドとスープの種類は、店内のメニューに書かれていますよ。
この日は「ブラックオリーブペーストとクリームチーズのベジタブルベーグル」と「ジャガ芋と豆乳のポタージュ」でした。
材料には、ご実家で採れた無農薬野菜が、ふんだんに使われています。
ベーグルのサイズはやや小ぶりですが、真ん中の穴がほとんど無いタイプなので、普通のベーグルと、同じくらいの分量がありそうです。
表面が、濃いキツネ色になるまで焼かれているものの、柔らかく、食べやすいです。ベーグルは硬い、と思っていると裏切られます。
一口食べてみて感じたのですが、
このベーグル、相当に生地がおいしいのではないかと、、、、
試しに、生地だけちぎって食べてみたのですが、、、やっぱり!
生地がおいしいですね。ベーグル特有の味よりも、普通のパンに近い甘みがあります。材料にハチミツを使っているそうなので、茹で湯に入れるだけでなく、生地にも練り込んでいるのかもしれません。そのまま食べても十分美味しい生地でした。
NYベーグルのような、ハードベーグル好きには、少し物足りないかもしれません。
ですが、ulalakaのベーグルは、噛み応えよりも、生地の味を楽しむベーグルですので、ぜひ味わって食べてみて下さい。
挟まれているサツマイモはとても甘く、まるでスイーツのようでした。ベジーベーグルと侮ることなかれ。十分食べ応えがありましたよ。
添えられていたポタージュスープも、味が控えめで、おいしかったです。豆乳という事もありますが、塩分も控えているようです。
ベーグルサンドセットの量は多くないので、その場でお腹いっぱいにはなりませんでしたが、ポタージュスープが添えられていたこともあり、夕食まで十分腹持ちがしました。さすがベーグルですね。
ulalakaは地元に愛されている
このお店にお邪魔したのは、平日の午後2時。その後、1時間ほどいました。
その間に、ベーグルを買いに来た方が、お二人。 お食事に来た方が1組(3名)と個人が2名。
印象的だったのは、その全員が「こんにちは」と店に入ってきたのです。
そうすると、店主も「こんにちは」と返事をする。「いらっしゃいませ」ではないんですね。
なんだか、ご近所にお茶にでも呼ばれているような雰囲気。
お客の1人は、楽器を担いだ10代後半の女性だったのですが、常連らしく、「今日はこれから練習?」なんて、店主に聞かれていました。
そんな雰囲気です。このお店は。
店の雰囲気だけでなく、内装も、食事も、そしてお客さんまでもが、肩に力が入ってなく、リラックスしていました。
ulalakaはオーガニックのお手本のようなお店
このお店は、外観・内装・食材・調理方法からお客さん迄、全て「オーガニック(自然志向)」と感じました。
ベーグルも食べやすい柔らかさで、とてもフレンドリーで、食べる人を選びません。
これまでベーグルをあまり食べたことがあまりない、と言う方にも、おススメですし、お子様でも無理なく食べられるはずです。
「ベーグルは噛み応えがないとネ」という拘りがある人には、少し物足りないかもしれませんが、ulalakaでは純粋に生地のおいしさを味わってみて下さい。
きっと満足すると思いますよ。
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