ベーグルの保存と解凍を簡単に.. もう失敗しない!

生ハムとオリーブを載せたベーグルサンド ベーグルの保存方法

皆さんはベーグルをおいしく食べていますか?
もし、おいしくないのなら、その原因は保存方法にあるかもしれません。
ベーグルは保存方法を間違えると、すぐに”硬くて食べにくい” ”もさもさして口が乾く”パンになります。

ベーグルがおいしくないのなら、保存方法を見直すと良いかもしれません。

ベーグルをおいしく食べられている方も、保存方法を見直せば、さらにおいしく食べられますから、一度おさらいをしてみては如何でしょう?

因みに私は業務スーパーのベーグルを食べています。ですから、この記事は業務スーパーのベーグルが基準ですが、コストコのベーグルでも同じように保存できます。

ベーグルと言えばコストコが有名ですが、さすがに12個パックでは、我が家の冷凍庫には入りきりません。その点業務スーパーのベーグルは6個パックなので、気軽に買えます。

私の朝食はほぼ毎日ベーグルですが、そんなに時間もかけられないので、保存も解凍も殆ど手間のかからない方法となっています。

そんな基準での保存方法ですから、100%完璧を望む方には、簡単すぎて少し不安になる方法かもしれません。

一応、完璧な保存・解凍方法も記しますので、どちらでもお好きな方を試してみて下さい。

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業務スーパーのベーグルと、コストコのベーグルの違い

先ずは業務スーパーのベーグルと、コストコのベーグルの違いを記しておきます。

業務スーパーのベーグルは、コストコのベーグルより小さいので(というよりコストコのベーグルが大きすぎるので)、コストコのベーグルを買っている方は、レンジの温め時間などを適宜調整してください。

 

業務スーパー コストコ
直 径 10㎝ 11㎝
重 さ 85g 108g
販売方法 冷 凍 常 温
種 類 プレーンのみ 5種類以上
1パックの個数 6個 12個(6個×2p)
値段(税込) 390円 680円
1個当たりの値段(税込) 65円 56円
コストコは会員制なので、入店には年会費の支払いが必要です(上記の金額には反映していません)。コストコのベーグルは通販でも買えますが、値段が跳ね上がるので表には記載していません。

ベーグルの保存方法

先ずはベーグルの保存方法です。ベーグルは保存方法を誤ると、手の施しようが無くなるのですが、業務スーパーのベーグルは冷凍販売なので、そのまま保存できます。

冷凍ベーグルの写真

業務スーパーの冷凍ベーグル

ベーグルは冷凍保存が基本

ベーグルは常温では2日しか持ちません。ですから冷凍保存が基本です。

ベーグルは普通のパンより表面が硬く、冷凍してもボロボロになり難いので、冷凍保存しやすいのです。

しかしさすがのベーグルも、いったん水分が抜けると、普通のパン以上にまずくなります。

ベーグルの水分が失われると硬くなり、とても食べられたものではありませんので、水分を保つように保存するのが何よりも大切なのです。

 

ベーグルのお手軽冷凍保存方法

我が家で買っている業務スーパーのベーグルは冷凍販売なので、買って来たらそのまま冷凍庫に入れています。それで十分です。
間違っても常温で置きっぱなしにしたり、冷蔵庫に入れたりはしません。

常温で購入したベーグルを冷凍保存するなら、次のようにして下さい。

100%を求める冷凍保存方法

完璧を求める場合の保存方法です。冷凍で買ったか、常温で買ったかによって、準備が異なります。

冷凍で買った場合

  1. パックを開け、1つ1つをラップでくるむ(個別包装なら不要)
  2. ラップでくるんだら、密閉できる冷凍保存袋(ジップロックなど)に入れる。
  3. その状態で冷凍庫へ

常温で買った場合

ベーグルサンドにして食べたいなら、予め2枚にスライスしてください。その後の手順は、冷凍で買った場合と同じです。

ベーグルサンドにしない場合は、冷凍で買った場合と同じ手順です。

 

冷凍したベーグルの保存期間は?

冷凍で保存すれば、1か月程度は全く問題なく保存できます。ただしキチンと密封しないと乾燥してパサパサ、カチカチになりますから注意してください。

ベーグルの常温保存方法

ベーグルの常温保存は2日が限度です。実は普通の食パンの賞味期限も2日程度なのです。菓子パンや総菜パンの中には、1週間以上持つものもありますが、ベーグルにはそのような商品はありません(ベーグルと名前が付いたベーグルではないパンは例外です)。

ベーグルも食パンも常温で放置すればパサパサになりますが、問題はその変化です。食パンの場合にはトーストしてしまえば何とか食べれますが、ベーグルは味が落ちるだけでなく、極端に硬くなってしまうので、とても食べられたものではありません。

常温保存は次の日に食べる分までとしてください。

ベーグルのお手軽常温保存方法

基本的に常温保存はお勧めしません。常温保存するなら次の方法をおススメします。

100%を求める常温保存方法

  1. ベーグルを1つずつラップでくるむ
  2. 冷暗所に置く

冷暗所と言っても冷蔵庫の利用は避けて下さい。冷蔵すると乾燥が進みます。
冷蔵庫に保管すれば、カビなどの発生を抑える効果はありますが、1日でカビが発生するとは考えにくいので、冷蔵庫は使わない方が良いでしょう。

ベーグルの解凍と温め方

次に解凍と温め方、焼き方です。

保存と同じで、水分を出来るだけ逃さないようにするのがポイントなのですが、そんなに難しくはありません。

常温保存したベーグルを温める

2日くらい常温保存しても味が変わらないパンもありますが、ベーグルは1日で変わってしまいますので、買った日以降に食べるなら、温めることをおススメします。

ベーグルのお手軽あたため方法 常温保存の場合

モチモチとした食感が好きなら

電子レンジで温める(600wなら15秒くらい・500wなら20秒くらい)。電子レンジで温めるなら、切らずに温めた方が、ふっくらします。

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サクサクと食べたいなら

切ってからトースターで焼く。焼く時間はお好みですが、最初は普段食パンを焼く時間の半分くらいで試してみて下さい。焼き足りなければ時間を延ばしましょう。

100%の方法 常温保存の場合

モチモチとした食感が好きなら

霧吹きなどで表面を軽く湿らせて(切った面は濡らさないで)から、電子レンジで温める(600wなら15秒 500wなら20秒)

電子レンジで温める時に「おまかせモード」は絶対に使わないでください。「おまかせモード」を使うと確実に失敗します。
「おまかせモード」は温めるモノの重量や、庫内の温度などを感知して動作しますが、どちらの方法であっても、ベーグルの場合には暖め過ぎです。
「おまかせモード」を使うと、パサパサで硬い、おいしくないベーグルになります。

サクサクと食べたいなら

霧吹きなどで表面を軽く湿らせて(切った面は濡らさないで)から、トースターで焼く。

焼く時間はお好みですが、最初は普段食パンを焼く時間の半分くらいで試してみて下さい。焼き足りなければ時間を延ばしましょう。

どちらの場合でも、霧吹きが無ければ、濡れた手で撫でてもOKです。
また、ベーグルを切ってあるなら、断面には水を掛けないようにしましょう。断面が水を吸ってベトベトになります。

トッピング付きのベーグルを焼く場合には、トッピングが焦げやすいので注意。アルミホイルを敷いた上に、トッピング面を下にして焼いてください。

 

冷凍保存されたベーグルを温める

私は毎朝、冷凍保存されたベーグルを解凍して朝食にしています。我が家にはトースターが無いので、解凍は電子レンジで行い、トーストは電子レンジのトーストモードを使っています。

私の解凍方法は、多くのサイトで紹介されている方法と少し違うのですが、これが一番早くて簡単ですし、味も損なわれません。

ベーグルのお手軽解凍方法 冷凍保存の場合

  1. 冷凍ベーグルをそのままレンジで20秒温める(レンジは600wを使っています)
  2. ベーグルを2つに切る(まだ、ベーグルの中は冷たいです)
  3. 切った面が良く焼けるようにして、レンジのトーストモードで7分焼く(予熱無し)

この方法で焼いたベーグルがこちら
切ってから焼いたベーグルの断面

私は噛んだ時にサクッ!っと音がする位の焼き加減が好きなので、この色になるまで焼きますが、もちっとした食感がお好みの方は、もう少しトースト時間を短くしてください。

ちなみに我が家の電子レンジのトーストモードの7分とは、食パン1枚を焼く時間と一緒です。このレンジは「両面焼き」が出来るようになっているのですが、ベーグルは切った面だけ焼いた方がおいしいので、あえて片面焼きにしています。

このようにして焼いたベーグルに、その日のお好みの具を挟んで食べます。

クリームチーズ、生ハム、オリーブ、バジルを乗せたベーグル

クリームチーズ、生ハム、オリーブ&バジル

 

100%の解凍方法 常温保存の場合

解凍にこだわるならこの方法で解凍してください。

  1. ラップされたままの冷凍ベーグルを常温で自然解凍する(2~3時間くらい)
  2. 解凍出来たら、ラップを外し表面を軽く湿らせる(切ってある場合、切り口は濡らさない)
  3. 再度ラップでくるみ、電子レンジで温める(600wで15秒位)
  4. ラップを外してベーグルを切る(冷凍前に切ってあるなら再度のカットは不要)

この方法で解凍すると、作り立てに近い食感に戻ります。

トーストしたい場合には、予熱したトースターで2~3分焼いてください。焼く時には切った面を焼くとおいしいです。

ベーグルが保存と解凍で固くなる理由

繰り返しになりますが、ベーグルの保存は、水分を損なわないようにすることが大切です。

硬くなるのは、殆どの場合、水分が抜け過ぎたからです。

水分が急速に抜けるのは、冷凍する時と温める時、そして温めた後です。

もしもベーグルが硬くなってしまったのなら、次の点をチェックしてみて下さい。

  • 常温で放置したり、冷蔵庫に入れたりしませんでしたか?
  • 冷凍保存の際に、キチンと密封されていましたか?
  • 冷凍庫の中の温度は一定でしたか?(頻繁に開け閉めをして、温度が不安定になると、水分が抜けやすい)
  • 電子レンジの温め時間が長すぎませんか?(おまかせモードを使っていませんか?)
  • レンジ解凍やトーストのあとに、放置しませんでしたか?(放置すると一気に硬くなります)
  • トーストの時間が長すぎませんか?(食パンの半分くらいが目安)

どれかに当てはまるなら、先ずはその点を改善してみて下さい。

ベーグルの上手な切り方

ベーグルを保存する時や食べる時の2枚スライス。

均一に切れないとイライラしませんか?

キレイに切れないと、温めやトーストが上手くいかないだけでなく、見た目にもおいしくないベーグルになってしまいます。

そんな時には、この方法を試してみて下さい。簡単にキレイに切れます。

ベーグルを切っている画像1. 包丁は手前に引いて切る

切るときは手前に引いて切ります。

ベーグルの上手な切り方② 一辺に全部切らずに、中心手前で止める

一気に全部切らずに、中心の手前で止めます

 

ベーグルの上手な切り方③ ベーグルを90度回転させて、再度真ん中まで切る。これを繰り返す。

ベーグルを回転させて同じようにカット。これを繰り返す。

この方法だと、半解凍のベーグルも楽に切れます。

簡単なので試してみて下さい。

コストコベーグルを通販で

業務スーパーのベーグルはコストコよりも簡単に手に入るので重宝していますが、種類はプレーンしかありません。

しかし個人的にはそれをマイナスと捉えたことは有りません。

そもそもベーグルはそのまま食べるよりも、何かを挟んだ方がおいしいので、種類が多いコストコに行っても、プレーンを買うと思うからです。

プレーンであれば、ガーリック味にしたければ、ガーリックパウダーを載せますし、オニオンにしたいときにはオニオンチップを載せるなど、様々な食べ方が出来ます。

その方が、日毎に自分好みの味に出来ておいしく、楽しいからです。

 

ですが、もしも様々な味のベーグルを楽しみたいのであれば、業務スーパーよりもコストコや通販がおススメです。

コストコのベーグルは通販で買えますし、ベーグル専門店のベーグル&ベーグルも通販で買えますので、試してみて下さい。

コストコベーグルの通販店

楽天市場(コストコ ベーグルで検索してください)
アマゾン(    〃   )

 

ベーグル&ベーグルの通販店

Bagel & Bagelオンラインショップ

注)上記リンクは2019年12月現在です。

まとめ : ベーグルの保存は難しくない

ベーグルの保存方法について記しましたが、如何でしたでしょうか?

繰り返しになりますがベーグルの保管は「水分が抜けるのを防ぐ」のが最大のポイントです。

保存の際には密封する、温めたら直ぐに食べる。

この2点を工夫するだけで、おいしさは格段に上がります。

今までベーグルをおいしいと感じれなかったり、買ってきたときにはおいしいのに、日にちが経つと一気にまずくなってしまったりするなら、是非保管方法と温め方を見直してみて下さい。

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